2013年6月19日水曜日

『福島 六ヶ所 未来への伝言』上映会のお知らせ

『福島 六ヶ所 未来への伝言』と言う映画があります。
この映画を、メンバー二名が自主上映することになりました。

『核燃料サイクル事業が進む 六ヶ所村
あなたは いのちのバトンを わたせますか』


この言葉に心をつかまれるような思いをするのは私だけでしょうか。
何を思い、何を伝えていこうか・・・ぜひ観てみませんか。


「福島 六ケ所 未来伝言」(島田恵監督作品)
上映会お知らせ
①7月4日(木)18時開場/19時~上映
 場所 ヒナタヤ
 料金 1000円/中学生まで無料
 ※飲み物・軽食ご用意あります(料金別途)
 連絡先 0265-76-3178(ヒナタヤ 中村)

②7月13日(土)13時30分開場/14時~上映
 場所 高遠図書館
 料金 1000円/中学生まで無料(お茶・お菓子付き)←カンパお願いします 
 連絡先 080-6638-5159(大井)

〇映画収益は「伊那谷リフレッシュプロジェクト」にカンパさせていただきます。
〇協力/子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク/伊那谷リフレッシュプロジェクト

2013年6月10日月曜日

DVD鑑賞・勉強会の報告

6月10日に行われた、DVD鑑賞・勉強会の報告です。

この勉強会は、このネットワーク内で生まれたものではなく、メンバーの一人が
小さな勉強会でも良いからやっていきたい!と言って実現したものです。
なのでネットワークの活動では無いとも言えます。でも、メンバーがそれぞれの
場所で、それぞれの活動をするのはとても素晴らしいと思うので、報告させて頂きます。


当日は11名のお母さんたちが集まりました。子どもも一緒に賑やかな勉強会と
なりました。

あすのわさんのDVD勉強会セットを使用しての鑑賞・勉強会。
Vol.1とVol.2のうちの1を見て、原発の仕組みやカラクリを知りました。

その後ご飯を食べながらのシェアタイム。皆の、それぞれの言葉。不安、疑問、
辛さ、悲しみ、怒り・・・。子どもを持つからこそ、あふれる感情。

それでも知ること。そこから始まるものがあるかもしれない。

現実はなかなか変わらない。国を相手にしたら、希望も何もないかもしれない。
それでも、目の前の生活は自分で変えられる。


参加メンバーの一人が言いました。「誰かを変えたいから行動しているんじゃ
ないの。自分のこの気持ちを変えない為に行動しているの。」その場にいた
皆の心にズシンときた言葉でした。


そして、「ではこれから何が出来るのか?」と皆から自然と言葉が出てきました。
じゃあ、また勉強会を開こう!ということになりました。

一人だと、難しい。でも皆で考えたら、きっと違う何かが見えてくる。
そんな勉強会が継続的に開いていけたら・・・そんな風に思えたとても良い
勉強会でした。

2013年6月6日木曜日

【会場変更】6月10日DVD鑑賞・勉強会

先日お知らせしたDVD鑑賞・勉強会の会場変更のご連絡です。
もし興味を持たれた方、予約無しでも大歓迎です!ぜひ一緒に
観てお話ししましょう!

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原発DVD鑑賞会に参加表明してくださった皆さんありがとうございます。
人数が増えたので会場を

☆東春近ふれあい館 お話伝承室☆
地図はこちらからどうぞ。
 
に変更します。

10時から15時まで借りてあるのでお時間あるかたはゆっくりしていってください。

また、飛び入り参加歓迎なので、よろしくお願いします。

2013年5月21日火曜日

「まずは知らなきゃね~原発のウソ・ホント~」DVD鑑賞・勉強会開催!

メンバーの一人が、「このままではいけない!少しでも出来ることをやらないと!」と
小さな集まりを企画してくれました。

今回は「あすのわ」という滋賀で震災後に立ち上がったグループが作ったDVDを使っての勉強会です。

この「あすのわ」さんは講演会や色々なイベントを開いたり、勉強会に使ってくださいと
丁寧で分かりやすくまとめたDVDも販売している素敵なグループです。

私もたまたまネットで見つけて注文したものだったのですが、これなら子連れのお母さんも
子どもをあやしながらでも観れるかもしれない。そんなに堅苦しく考えずに勉強会を開ける
かもしれないと思っていました。
でも思っていただけで、勉強会は今まで開けておらず・・・今回メンバーが声をあげてくれて
開催できることになりました。ありがとう!


以下、企画してくれたメンバーのコメントとお知らせです。
もし参加出来る方がいらっしゃったら、私宮原(ukiukiukyakya★gmail.com←★を@に変更して下さい)まで連絡ください。
場所や連絡先等お知らせいたします。


====================================

原発の事故があった当初は毎日のように報道があり、良くも悪くもいろんな情報が飛び交っていましたよね。でも2年たった今では、報道があっても小さく、気が付かないままいることも多々あります。


でも、原発事故は何も終息にむかっておらず、どうなてんの??と思っていました。

また、私と同じように小さな子供をもつお母さん方が放射能から子供をまもろうと奮闘していることを知り、私も少しでも何かできればいいなあと思いました。

そんな中で宮原まゆみちゃんがこのDVDを持っていたので、みんなで見て、お話しできたらなーと思って企画しました。

原発のDVDなんていうと、堅苦しく思うかもしれませんが、子供たちはまわりでちょろちょろ遊びながら鑑賞して、ご飯食べて、いろいろお話できる時間になればいいなあとおもいます。

「まずは知らなきゃね~原発のウソ・ホント~」
 アースデイしが(2011年7月3日)鎌仲ひとみさん、田中優さん講演会より  47分間


日時 6月10日(月曜日)10時から
場所 メンバー個人宅(人数により変更有)
持ち物 ごはんと一品



2013年5月15日水曜日

【報告】久々の集まり

先日5月1日の集まりの報告をします。
新しく関わってくださる方含めて合計10名(+子どもたち)が集まりました。
話した内容は、自己紹介から始まり、各自が今やろうとしていること、
やりたいことなどでした。

自己紹介は省きますが、各自がやろうとしていること、やりたいこと
というのは、下記のようなことがあげられました。

・「カンタティモール」上映会
・リフレッシュツアー(7月27~30日)
・「福島六ヶ所 未来への伝言」上映会
・生活クラブ 保養プロジェクト(8月17日~20日)
・「100人の母たち」カメラマン 亀山ののこさん講演会&スライドショー(写真展?)
・伊那市購入済測定器の活用
・野菜プロジェクトのアピール、その後のアクション(福島の人たちと繋がる)

ネットワークとして詳しいアクションや課題というのは出て来てはいませんが、
個々に思って行動していることがあり、それをシェア出来た時間になったと
思っています。

「福島六ヶ所 未来への伝言」の上映会は中心となってくれる方が進めてくれて、
その上映会のお手伝いを出来る人がやっていく・・・という形が見えて来たり。

「100人の母たち」の亀山ののこさんをお呼びするのも、新メンバー提案で
賛同者を募れそうな予感が期待できそうだったり。

やはり一人で考えているより、みんなが集まると色々が見えてくるのが
よくわかる時間でした。

色々なイベントやプロジェクトが立ち上がっていますし、これからも立ち
上がっていくと思いますが、皆が無理無く参加出来る部分で参加しながら、
時にはシェアしながらやっていけたら良いなと思います。

このネットワークに入ったから、何をしなければいけないとか、何か必要な
ことがあるとかではなく、原発や放射能に関して意識を持ちながら(勿論
それ以外のことに対しても)自分たちの生活をどうしていくかを考えられる
場としてこのネットワークがあれば良いのかな、と個人的には思っています。
その場面場面でこの集まりが臨機応変に変化していくのが理想的だと思っています。

人と人とが集まって、ひとつひとつ考え伝えていけるならば。
本当に素敵なことだなと思っています。


以上 集まりの報告でした。

2013年4月19日金曜日

久々に集まります

5月1日(水)13時からヒナタヤさんで久しぶりに集まります。
議題は特に設けず、今の皆さんの状況だったり、心境だったり、
今後どうして行こうか、どうして行きたいか、情報交換など、
ざっくばらんに話して行きたいと思っています。

ネットワークのメンバーでなくても大歓迎です!
お気軽に是非お立ち寄り下さい。

お待ちしております〜!

2013年4月18日木曜日

「たつたろうの一生」紙芝居の紹介

群馬から飯島町へ自主避難、移住をされた小幡さん御一家。
移住されてからも、原発のこと、保養プロジェクトのことなど、思いを寄せながら
活動されていらっしゃいます。



その小幡さんの奥様、久美子さんが「たつたろうの一生」と言う紙芝居を
切り絵で作られました。(上部画像は13日付信濃毎日新聞)

ブログでも全て見ることが出来ます。
印刷も個人的にしてOK、無料配布で著作権も放棄とのこと。
沢山の人に見てもらいたいというお気持ちで、とのことです。

色鮮やかなこの紙芝居。色々な人が手にとって見れるようになったら
良いなと思います。

原発のことを知る。それはとても必要なことだと思います。
この小さな日本という国に50基以上もあり、その中で大事故が起こりました。
その事実から、日本人は学ばなければいけないと思います。
この紙芝居は、それをまさに表現したお話です。
是非、読んでみて下さいね。

2013年4月3日水曜日

【イベントのお知らせ】「これからどうなる?わたしたちの暮らし、おかね、食べもの」

また本ネットワークのイベントではありませんが・・・
未来の種まき実行委員会さん主催のイベントです。
今後のことを考える良い機会になると思います。
こういう場が色々な場所であると素敵だな〜と思います!




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 信州自遊塾第11回講座
 「これからどうなる?わたしたちの暮らし、おかね、食べもの」
 5月18日(土) 13:30~16:30
                 @松本勤労者福祉センター
-------------------転載大歓迎です-

ニュースや選挙でよく聞く、原発、T P P 、増税の話。
ちょっと遠い話かと思いきや、『私たちの暮らし』に
驚くほど大きな影響があるものでした。
テレビ、新聞では報道されていない話を、
お金の専門家である安部さんが、わかりやすく話してくれます。
子どもたちの未来や、私たちの暮らし、
食や農のこれからについて、
みんなで集い、一緒に考えてみませんか?

みんなであべさんにきいてみよう!
◇消費税増税で、
  本当に景気は回復するの?
  お金持ちだけ得するの?
◇TPPに参加すると、
  安全な食べものがなくなるの?
  給料が半分になるの?
  脱原発できないの?
◇憲法改正で、
  恋人や子どもが兵隊にとられるの?

--------------------------
■日時 2013年5月18日(土) 13:30~16:30(13時開場)
 13:30~ あべ よしひろさん講演会
 15:30~ あべさんに聞こう!質問タイム

■講師 安部 芳裕さん
 作家。ソーシャルアクティビスト。サステナブル経済研究所所長。
 持続可能な自立型経済の構築をテーマに情報発信している。
 著書:『だれでもわかる地域通貨入門』『みんなが幸せになるお金の話』
 『世界超恐慌の正体-コーポラティズムvs 国民国家の最終戦争』
 『原発震災後の日本の行方~知られざるTPPの真実』等
 プロジェクト99% http://project99.jp/

■会場 松本勤労者福祉センター 大会議室(1階)
 松本市中央4-7-26 カタクラモール隣  0263-35-6286
 *100台程の駐車スペースがあります。

■主催 未来の種まき実行委員会 http://mirainotanemaki.seesaa.net/
    &信州自遊塾 http://www.jiyujuku.org/

■後援 松本市 、安曇野市 、安曇野種フォーラム 、手をつなぐ3.11信州 、
    松本地区母親大会連絡会 、日本食事療法士協会

■参加費 前売500円 / 当日800円
 *講演会終了後、別会場で講師との懇親会があります。
 懇親会参加費 2,000円(予定)

■お申し込み・お問い合わせ
 <未来の種まき実行委員会>:一般の方はこちらへ
  E-mail:tanemaki518@gmail.com西澤)
  電話:090-2305-2693(~18時・徳久)
     080-4209-3181(18時~・阪本)
 <信州自遊塾(会員は無料)>:自遊塾会員の方はこちらへ
  電話:090-5808-0768  FAX:0263-77-5437(峯岸)

 *お名前、お電話番号、参加人数をご連絡下さい。
  懇親会に参加ご希望の方は合わせて事前にお申込下さい。

■ 託児有。お問合せください。電話:090-8592-4126(原田)

■ チラシはこちら http://mirainotanemaki.seesaa.net/

■ 前売りチケット取扱店
〔松本〕 ベーグルうた 35-8876 、豆工房 33-9123 、手をつなぐ3.11信州 88-3103
〔松本・四賀〕 kajiya 64-3387
〔安曇野〕 シャロムヒュッテ 83-6245 、地球宿 080-5486-6111
〔大町〕 グリナーズビレッジ 0261-22-5545
〔塩尻〕 きんぴら工房 53-5494 〔岡谷〕 CAMBIO 0266-24-1851

2013年3月31日日曜日

ママは原発いりません



ママは原発いりません 福岡さんが作ったこのステッカー。
友人の玄関に貼ってあって、どこのステッカーかとずっと気になっていました。
あることがきっかけで、この団体さんのものだと知り、まとめて申し込みました。

惹かれるのは、この絵!!小林煌さんの絵は本当に柔らかい。
そして綺麗〜!

この言葉とこの絵が、心の中にすーっと染み渡って、眉間に皺を寄せているような
「原発要らない!」と言う感じではなくって、子どもを守りたい想いから「原発
要らないよね」と言う感じが伝わって来ます。

こう言う風に伝えて行けるのは、素敵だなぁと思っています。
そして、同じような想いで活動を続けている人たちがいると言うことに勇気づけ
られます。そしてその人たちと繋がれることが嬉しいです。



手帳にも挟んでみました。車にも貼る予定です!
もし気になる人がいたらご連絡下さい。お分け出来ると思います!

沢山の人の意識が「原発要らないよね、子どものためにはね」と
思えれば、そしてそれが苦しいものではなく、当たり前になるなら、
きっと未来が変わって行くのだと思うのです。

そんな希望も込められたステッカーのようで、私は好きです!

100人の母たち

信濃毎日新聞で先日取り上げられていた、「100人の母たち」という
本を知っているでしょうか?

写真家 亀山ののこさんが震災後に取り続けて来た母子の写真と
言葉が綴ってあります。

その写真の表情と言葉が、ビシビシ来ます。
震災後、避難して来た人。
震災後、残ることを決めた人。
震災後、家族がバラバラになった人。

色々な想い。色々な形。
でもその共通点が、「子どもを守りたい」
そして「原発はいらない」・・・




「原発はいらない」100人の母たち 投稿者 tvpickup

そのドキュメンタリーが放送されました。
今の時代、その時に観れなくとも、後からこうやって観れ、
それを共有出来ると言うのはすごいことですね。

是非、観てみて下さい。
母達の想いがつまっています。

子ども達に選択肢のある未来をーー
後悔の無い生き方をしたいーー

母である人も、無い人も。
母になる人も、母になる人に寄り添うパートナーの人も。
母の母の人も、母の子の人も。

皆でこれを見て想いを馳せてみたら・・・
そんな想像をすると、希望が見えて来るのは私だけでしょうか・・・

2013年3月28日木曜日

【イベント情報】虹乃美稀子さんおはなし会

本ネットワークのイベントではないのですが、とても素敵なイベントが
ありますのでお知らせします!

図書館なので、子ども連れの方も大歓迎です。子ども同士を遊ばせながら
大人も子どもも和やかで楽しい時間になると思います。
お気軽にお越し下さい〜!



4月7日(日)13時開場、13時半~15時半まで
伊那市立図書館視聴覚室にて虹乃美稀子さんのおはなし会を開きます。

みきこさんは仙台でシュタイナー幼稚園「虹のこども園」や小学生クラスを
開いている方です。(仙台ゆんたのHP


また、3.11以降、母子週末保養プロジェクト ちいさなたびJapanの代表を
していらしたり、おとのわというイベントも仲間と開いたりと幅広く活動
されています。

小さな子どもを持つ親として、子どもたちに喜びある未来を残したい。
これからも大地とつながって生きて行きたい。みきこさんを囲んで色々な
気持ちを皆さんでシェア出来たらと思っています。

参加費:300円(お茶付き(マイカップ持参をお願いします))
えびはらよしえさんのミニライブもあります!

問い合わせ先:小森さん(0265-72-8745/nanakusa-farm★inacatv.ne.jp)
※★を@に変えてメールして下さい。

2013年3月22日金曜日

放射性物質検査縮小にもの申す!

出てきました。

汚染の範囲も把握出来ていないだろうし、影響が出て来るのはこれからではないか、
とチェルノブイリの資料などを読んで推測していたので、こんな早い時期に縮小して
いって良いんだろうか・・・と疑問を持っています。



本日(3/22)の信濃毎日新聞に伊那市在住の小牧さんの記事が載っていました。

「ナロジチの健康被害の実態をしっかり把握し、伝えることが、福島を考える上で
ますます大切になる」

この小牧さんの言葉は、チェルノブイリの被災地支援をして来た経験者の言葉です。
ただ数字だけ見て判断した言葉とは違います。

国はこう言う人たちの経験を元に被災地支援、被災地復興を考えて欲しいと
思います!

平松昭子アニメーション「原発がなくても電力は足りる」



原発のことで、とても分かり易くアニメでまとめてあるものが
you tubeにありました。

ちょっと見てみてくださいね。原発の裏事情が分かります!

2013年3月11日月曜日

3月10日さよなら原発デモに参加してきました

宮原です。

3月10日にさよなら原発上伊那の会さん主催のデモに参加してきました。
そしてデモ前の集会で、本ネットワークとしてお話をさせて頂きました。


集会前 少しずつ人が集まって来ている様子


本ネットワークの経緯、活動報告、そして私個人的な想いまでを強風の
中、長々と話させて頂きました。(関係者の皆様ありがとうございました)

本ネットワークの認知が広がり、少しでも一人で悩んでいる人たちと
繋がることが出来れば良いな、と思いました。

デモ自体、実は初めて参加させて頂いたのですが、色々な世代の人たちが
それぞれの想いを込めて歩いていらっしゃいました。
未来を見て、そこに希望があるからこその声、という印象を受けました。
決して怒りではない。祈りにも似た活動に思えました。(あくまでも
個人的印象ですが)



3月11日付 信濃毎日新聞より


県内各地でも大きいデモがありました。
新聞でも、この伊那のデモも小さくですが取り上げられていました。

デモに参加していた方が仰っていた言葉。
「遠い長野からの声を福島に届けましょう!」

そうか、この行動は福島の人たちへの想いを届けることになるのだと。
私たちは無関心ではないよ、と。福島の事故があったからこそ、
もう二度と繰り返してはいけないからこそ、想いを届けます、と。

忘れてはいけない、風化させてはいけない。
子どもたちを想って。
未来は自分の手の中に。


3.11から今日で2年です。
東日本大震災で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

2013年3月9日土曜日

子ども信州ネット キックオフイベントに参加してきました

宮原です。
子どもたちを放射能から守る信州ネットワーク(以下 子ども信州ネット)が
9日発足されました。そのキックオフイベントに参加してきました。


途中参加だった為、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表の
佐藤さんのライブトークは聞けずじまいだったのですが、おしどりマコ&ケン
さんのライブトークの途中から聞くことが出来ました。



写真はパネルディスカッション時




おしどりマコ&ケンさんの知識は素晴らしいものでした。
知識だけでなく、被災地の人たちの心にも寄り添っている。
感情的ではなく、でもきちんと伝えたいことを伝えようとしている。
時々ユーモアも交えながらのライブトークにはとても好感が持てました。

伝え続けること、個人的にその難しさを痛感していますが、おしどりさんの
トークを聞いていて、勉強になりました。


それから、鎌仲監督のお話。本当に素晴らしかったです。13年、被ばくに
関して撮り続けてきた監督だからこその言葉で、ビシビシ来ました。

何故、これまで原発に対して、放射能に対して、国民の意識が薄いのか。 
既にお分かりの人もいらっしゃると思いますが、原爆の歴史を教育で一切
教えず、被害の隠蔽、被ばくの過小評価によって、被ばくを理解する『壁』
を創り上げて来たのだ、と鎌仲監督は仰っていました。
被ばくは無自覚に進む」、こうも鎌仲監督は仰っていました。この言葉
を聞いて、私は分かってはいたことですが、背筋がぐぐぐっと伸びました。


そして、ベラルーシ(確か)の女の子のお話。
2歳で子宮がんが見つかり、子宮を摘出したそうです。写真を見せてくれ
ました。その彼女は笑っていましたが、監督は「彼女は自分の子どもが
産めない身体に、自分の未来に絶望しています。こんなことは起こらな
くて良いことだったんです。」と仰っていました。
日本でもチェルノブイリと同じような経過を進むでしょう」とも。
もう、涙が出そうでした。苦しかったです。


それでも、このイベント、このネットワークの良さがありました。
保養に焦点を置いているネットワークなのですが、保養の受け入れ態勢を
整え、最低1ヶ月の保養が出来る環境作りをすることで、福島などの子ども
たちの免疫力を回復させられると共に、地域などとの繋がりを作る。
そうすると、今まで移住したくても出来なかった人たちも移住をしやすく
なる、と考えているそうです。

移住、残留の二つの選択だけだと苦しい。でもそこに保養という選択も
あると良い。保養は国が率先してやらねばいけないことだけれど、それを
やってくれない。
でも市民ネットワークが立ち上がってやることに意義がある、と。
なるほど、と思いました。

そしてこの子ども信州ネットの方、何人かと少しお話させて頂きました。
お互い方向性は違えど、それでも思いは同じなので、協力出来る所は協力
しましょう、繋がって行くことが必要だとお話しました。


そうだ、鎌仲監督が良いことを仰ってました!
ここにいる私たちはマイノリティです。でも歴史を変えるのはいつも
マイノリティの人たちなんです!」と。(何だかこの言葉に勇気づけられ
ました、私!)


このイベントで、色々なお母さんたちと繋がりたいと思いました。長野
県内のお母さんも、福島のお母さんも。関東圏のお母さんや関西のお母さんも。
少数派のグループが沢山集まれば多数派になりますよね?と希望を持ちたい。

福島をはじめとするお母さんたちと繋がることで、お互いの意識だったり
状況を話し合うことでまた問題や対策を見つけて行けるのではと思うんです。
子ども信州ネットの人も、「県外の人の声を福島の人たちに聞かせたい。
あっちの人たちは声に出したくても出せないから」と仰ってました。


今後の本ネットワークの方向性として、給食をはじめとして、この伊那谷の
ことも考えつつ、色々なネットワークの人たちと繋がりながら考えていける
ような場作りにしたいと思っています。


ご意見など、是非お聞かせ下さい。宜しくお願いします。

2013年3月7日木曜日

代表交代に関して


本ネットワークが発足してから一年半以上が経ちました。
そして、3.11が起こってから丸二年が経とうとしています。

この度、代表交代となり、新しく代表を務めさせて頂くことになりました。
宮原まゆみと申します。
小学生、保育園児、昨年産まれた赤ん坊が3人おります。

正直なところ、今まで前代表や他のメンバーに頼りっきりで来ていました。
子どもをただただ守りたい。その気持ちはあるけれど、上手く行動に起こ
せていなかったように思えます。

でも、思っているだけでは繋がらないんだ。
思いだけでは、子ども達を守れない。

原発事故のことが風化され、何もなかったかのような雰囲気になって来て
いる中、これではいけない、子ども達への影響はこれから出て来るんだ、
長い運動になるんだ、と自らに言い聞かせていました。

そんな時に、前代表から代表交代の打診。私に務まるのかと言う不安が
大きいところではあります。
しかし、代表が云々ではなく、一人の母親として自分の子どもや、周りの
子ども達、福島をはじめとして日本中の子ども達を考えて行動していければ
と思っています。


子どもは宝です。日本と言う国が、政治家が、この言葉を言い続けながら
思い続けながら国を作っていってくれればどれだけのことが変わるでしょう。
でも残念ながらそれを望める社会じゃありません。

だからと言って、絶望している場合ではない。母ちゃんが笑っていないと
子ども達は寂しい思いをします。
母ちゃんは大変です。笑いながら、子ども達を守る為に闘わなければいけません。


共に、笑いながら闘いませんか。闘うと言っても戦闘ではありません。声を
挙げて行く、と言うことです。
放射能に関してどういう不安があるの?食材は大丈夫?子ども達への影響は
どうなの?
そう言う疑問や不安をお互いに共有して、一緒に考えて行きましょう。

私たち一人一人の声や力は小さいかもしれない。国になんて届かないかも
しれない。
でも子ども達の為に、諦めずに声を挙げませんか。
子どもやその先の子ども達の為の思いを伝えませんか。


気軽にコメント下さい。会ったら声をかけて下さい。
メンバーは皆出来る所で出来ることをやっています。
全部やれなくたって良い。一人でやれないから集まっています。そこで
生まれる力は大きいと私は感じています。
私自身も一人では何も出来なかった。でもこの場があって良かった、と
思っています。

少しでも不安や疑問を感じている人たちにとっても、「この場があって
良かった」と思える場になりますように。
そして、日本の未来が明るく輝きますように。

今後とも本ネットワークを宜しくお願い致します。

新代表 宮原まゆみ

2013年2月6日水曜日

給食の放射性物質検査 検査方法に関する要望書への回答

先日の投稿の続き、要望書の回答を報告いたします。(回答者は白鳥市長・久保村教育長。)

以下

1 要望事項1.2.3について
【回答】現行の方式により測定を継続します。

2 要望事項4について
【回答】基準値に基づき検討し、判断いたします。

以上

2013年1月29日火曜日

要望書提出しました

本日、伊那市役所へ給食の放射性物質検査に関しての要望書を市長宛、学校教育長宛、
子育て支援課宛に提出してきました。

要望書とともに提出した資料は世田谷こども守る会の資料(「給食のこと」内の
最新版!2012.12月ver. 「冬の注意食材一覧 パート2」』と『これは必須です!
たかが1ベクレル.pdf』をお借りしました。

来年度の方向性に光が見えますように。良い回答を得られるよう、祈るばかりです。




給食の放射性物質検査 検査方法に関する要望書

平成25年1月29日
こどもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク

平素貴職におかれましては子どもたちの安全で安心な生活のためにご尽力賜り感謝申しあげます。
 また、福島第一原発事故を受け、いち早く給食の放射性物質測定を始めて頂いて1年
以上経ちました。継続して測定して戴いていますことに対して重ねて感謝いたします。
汚染は落ち着いてきたかに見えますが、時折大変高濃度の食品汚染が発見されてもおり、
一部で濃縮が始まったのではないかと子をもつ親として心配しております。
 つきましては、25年度も引き続き放射性物質測定を行って頂き、加えて子どもたちの
健やかな成長を願い、より効果的な測定となるよう要望書としてまとめさせていただき
ました。添付資料と共にお読み頂き、是非ご検討くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

要望事項
【1】バッチ式での測定をやめ、代わりに重点的食材毎での測定 (*a) 
(例)重点食材:魚介類、食肉、青果、乳製品、きのこ(*b)、その他加工品(マヨ
ネーズ、干し椎茸、凍結卵など *c)
【2】牛乳の毎日測定
【3】可能な限り下限値を下げること(そのために測定時間を延ばすこと) 
【4】測定結果にて放射性物質が確認された食材は使用しない
*a バッチ式よりも食材毎の測定の方が、予算をより効果的に、効率よく測定可能に
なると思います。
*b きのこは、生活クラブ生協独自の測定でJA上伊那のナメコなどから放射性セシウム
が検出されています。飯田でも菌床椎茸から検出されているようです。
*c ロットでの仕入れの場合はロット毎の測定でお願いします。

[添付資料]
【1】たかが1ベクレル、されど1ベクレル
*グラフの通り、慢性的に汚染された食品を摂取することによる体内残存量は、一度の
摂取よりも負荷が大きくなることを示しています。
放射線の感受性が強い子どもたちが口にする給食は、できるだけ多くの検体を検査し、
確実に安全性が確認できた食材のみを使用しなければならないと言うのがよく分かります。
【2】要注意食材一覧(世田谷こども守る会作成)
*厚労省日報などからの放射性物質測定結果を食材毎にまとめたものです。流通品から
も放射性物質が検出されています。流通されているものが安全とは言い切れないことが分かります。

以上