2013年3月31日日曜日

ママは原発いりません



ママは原発いりません 福岡さんが作ったこのステッカー。
友人の玄関に貼ってあって、どこのステッカーかとずっと気になっていました。
あることがきっかけで、この団体さんのものだと知り、まとめて申し込みました。

惹かれるのは、この絵!!小林煌さんの絵は本当に柔らかい。
そして綺麗〜!

この言葉とこの絵が、心の中にすーっと染み渡って、眉間に皺を寄せているような
「原発要らない!」と言う感じではなくって、子どもを守りたい想いから「原発
要らないよね」と言う感じが伝わって来ます。

こう言う風に伝えて行けるのは、素敵だなぁと思っています。
そして、同じような想いで活動を続けている人たちがいると言うことに勇気づけ
られます。そしてその人たちと繋がれることが嬉しいです。



手帳にも挟んでみました。車にも貼る予定です!
もし気になる人がいたらご連絡下さい。お分け出来ると思います!

沢山の人の意識が「原発要らないよね、子どものためにはね」と
思えれば、そしてそれが苦しいものではなく、当たり前になるなら、
きっと未来が変わって行くのだと思うのです。

そんな希望も込められたステッカーのようで、私は好きです!

100人の母たち

信濃毎日新聞で先日取り上げられていた、「100人の母たち」という
本を知っているでしょうか?

写真家 亀山ののこさんが震災後に取り続けて来た母子の写真と
言葉が綴ってあります。

その写真の表情と言葉が、ビシビシ来ます。
震災後、避難して来た人。
震災後、残ることを決めた人。
震災後、家族がバラバラになった人。

色々な想い。色々な形。
でもその共通点が、「子どもを守りたい」
そして「原発はいらない」・・・




「原発はいらない」100人の母たち 投稿者 tvpickup

そのドキュメンタリーが放送されました。
今の時代、その時に観れなくとも、後からこうやって観れ、
それを共有出来ると言うのはすごいことですね。

是非、観てみて下さい。
母達の想いがつまっています。

子ども達に選択肢のある未来をーー
後悔の無い生き方をしたいーー

母である人も、無い人も。
母になる人も、母になる人に寄り添うパートナーの人も。
母の母の人も、母の子の人も。

皆でこれを見て想いを馳せてみたら・・・
そんな想像をすると、希望が見えて来るのは私だけでしょうか・・・

2013年3月28日木曜日

【イベント情報】虹乃美稀子さんおはなし会

本ネットワークのイベントではないのですが、とても素敵なイベントが
ありますのでお知らせします!

図書館なので、子ども連れの方も大歓迎です。子ども同士を遊ばせながら
大人も子どもも和やかで楽しい時間になると思います。
お気軽にお越し下さい〜!



4月7日(日)13時開場、13時半~15時半まで
伊那市立図書館視聴覚室にて虹乃美稀子さんのおはなし会を開きます。

みきこさんは仙台でシュタイナー幼稚園「虹のこども園」や小学生クラスを
開いている方です。(仙台ゆんたのHP


また、3.11以降、母子週末保養プロジェクト ちいさなたびJapanの代表を
していらしたり、おとのわというイベントも仲間と開いたりと幅広く活動
されています。

小さな子どもを持つ親として、子どもたちに喜びある未来を残したい。
これからも大地とつながって生きて行きたい。みきこさんを囲んで色々な
気持ちを皆さんでシェア出来たらと思っています。

参加費:300円(お茶付き(マイカップ持参をお願いします))
えびはらよしえさんのミニライブもあります!

問い合わせ先:小森さん(0265-72-8745/nanakusa-farm★inacatv.ne.jp)
※★を@に変えてメールして下さい。

2013年3月22日金曜日

放射性物質検査縮小にもの申す!

出てきました。

汚染の範囲も把握出来ていないだろうし、影響が出て来るのはこれからではないか、
とチェルノブイリの資料などを読んで推測していたので、こんな早い時期に縮小して
いって良いんだろうか・・・と疑問を持っています。



本日(3/22)の信濃毎日新聞に伊那市在住の小牧さんの記事が載っていました。

「ナロジチの健康被害の実態をしっかり把握し、伝えることが、福島を考える上で
ますます大切になる」

この小牧さんの言葉は、チェルノブイリの被災地支援をして来た経験者の言葉です。
ただ数字だけ見て判断した言葉とは違います。

国はこう言う人たちの経験を元に被災地支援、被災地復興を考えて欲しいと
思います!

平松昭子アニメーション「原発がなくても電力は足りる」



原発のことで、とても分かり易くアニメでまとめてあるものが
you tubeにありました。

ちょっと見てみてくださいね。原発の裏事情が分かります!

2013年3月11日月曜日

3月10日さよなら原発デモに参加してきました

宮原です。

3月10日にさよなら原発上伊那の会さん主催のデモに参加してきました。
そしてデモ前の集会で、本ネットワークとしてお話をさせて頂きました。


集会前 少しずつ人が集まって来ている様子


本ネットワークの経緯、活動報告、そして私個人的な想いまでを強風の
中、長々と話させて頂きました。(関係者の皆様ありがとうございました)

本ネットワークの認知が広がり、少しでも一人で悩んでいる人たちと
繋がることが出来れば良いな、と思いました。

デモ自体、実は初めて参加させて頂いたのですが、色々な世代の人たちが
それぞれの想いを込めて歩いていらっしゃいました。
未来を見て、そこに希望があるからこその声、という印象を受けました。
決して怒りではない。祈りにも似た活動に思えました。(あくまでも
個人的印象ですが)



3月11日付 信濃毎日新聞より


県内各地でも大きいデモがありました。
新聞でも、この伊那のデモも小さくですが取り上げられていました。

デモに参加していた方が仰っていた言葉。
「遠い長野からの声を福島に届けましょう!」

そうか、この行動は福島の人たちへの想いを届けることになるのだと。
私たちは無関心ではないよ、と。福島の事故があったからこそ、
もう二度と繰り返してはいけないからこそ、想いを届けます、と。

忘れてはいけない、風化させてはいけない。
子どもたちを想って。
未来は自分の手の中に。


3.11から今日で2年です。
東日本大震災で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

2013年3月9日土曜日

子ども信州ネット キックオフイベントに参加してきました

宮原です。
子どもたちを放射能から守る信州ネットワーク(以下 子ども信州ネット)が
9日発足されました。そのキックオフイベントに参加してきました。


途中参加だった為、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表の
佐藤さんのライブトークは聞けずじまいだったのですが、おしどりマコ&ケン
さんのライブトークの途中から聞くことが出来ました。



写真はパネルディスカッション時




おしどりマコ&ケンさんの知識は素晴らしいものでした。
知識だけでなく、被災地の人たちの心にも寄り添っている。
感情的ではなく、でもきちんと伝えたいことを伝えようとしている。
時々ユーモアも交えながらのライブトークにはとても好感が持てました。

伝え続けること、個人的にその難しさを痛感していますが、おしどりさんの
トークを聞いていて、勉強になりました。


それから、鎌仲監督のお話。本当に素晴らしかったです。13年、被ばくに
関して撮り続けてきた監督だからこその言葉で、ビシビシ来ました。

何故、これまで原発に対して、放射能に対して、国民の意識が薄いのか。 
既にお分かりの人もいらっしゃると思いますが、原爆の歴史を教育で一切
教えず、被害の隠蔽、被ばくの過小評価によって、被ばくを理解する『壁』
を創り上げて来たのだ、と鎌仲監督は仰っていました。
被ばくは無自覚に進む」、こうも鎌仲監督は仰っていました。この言葉
を聞いて、私は分かってはいたことですが、背筋がぐぐぐっと伸びました。


そして、ベラルーシ(確か)の女の子のお話。
2歳で子宮がんが見つかり、子宮を摘出したそうです。写真を見せてくれ
ました。その彼女は笑っていましたが、監督は「彼女は自分の子どもが
産めない身体に、自分の未来に絶望しています。こんなことは起こらな
くて良いことだったんです。」と仰っていました。
日本でもチェルノブイリと同じような経過を進むでしょう」とも。
もう、涙が出そうでした。苦しかったです。


それでも、このイベント、このネットワークの良さがありました。
保養に焦点を置いているネットワークなのですが、保養の受け入れ態勢を
整え、最低1ヶ月の保養が出来る環境作りをすることで、福島などの子ども
たちの免疫力を回復させられると共に、地域などとの繋がりを作る。
そうすると、今まで移住したくても出来なかった人たちも移住をしやすく
なる、と考えているそうです。

移住、残留の二つの選択だけだと苦しい。でもそこに保養という選択も
あると良い。保養は国が率先してやらねばいけないことだけれど、それを
やってくれない。
でも市民ネットワークが立ち上がってやることに意義がある、と。
なるほど、と思いました。

そしてこの子ども信州ネットの方、何人かと少しお話させて頂きました。
お互い方向性は違えど、それでも思いは同じなので、協力出来る所は協力
しましょう、繋がって行くことが必要だとお話しました。


そうだ、鎌仲監督が良いことを仰ってました!
ここにいる私たちはマイノリティです。でも歴史を変えるのはいつも
マイノリティの人たちなんです!」と。(何だかこの言葉に勇気づけられ
ました、私!)


このイベントで、色々なお母さんたちと繋がりたいと思いました。長野
県内のお母さんも、福島のお母さんも。関東圏のお母さんや関西のお母さんも。
少数派のグループが沢山集まれば多数派になりますよね?と希望を持ちたい。

福島をはじめとするお母さんたちと繋がることで、お互いの意識だったり
状況を話し合うことでまた問題や対策を見つけて行けるのではと思うんです。
子ども信州ネットの人も、「県外の人の声を福島の人たちに聞かせたい。
あっちの人たちは声に出したくても出せないから」と仰ってました。


今後の本ネットワークの方向性として、給食をはじめとして、この伊那谷の
ことも考えつつ、色々なネットワークの人たちと繋がりながら考えていける
ような場作りにしたいと思っています。


ご意見など、是非お聞かせ下さい。宜しくお願いします。

2013年3月7日木曜日

代表交代に関して


本ネットワークが発足してから一年半以上が経ちました。
そして、3.11が起こってから丸二年が経とうとしています。

この度、代表交代となり、新しく代表を務めさせて頂くことになりました。
宮原まゆみと申します。
小学生、保育園児、昨年産まれた赤ん坊が3人おります。

正直なところ、今まで前代表や他のメンバーに頼りっきりで来ていました。
子どもをただただ守りたい。その気持ちはあるけれど、上手く行動に起こ
せていなかったように思えます。

でも、思っているだけでは繋がらないんだ。
思いだけでは、子ども達を守れない。

原発事故のことが風化され、何もなかったかのような雰囲気になって来て
いる中、これではいけない、子ども達への影響はこれから出て来るんだ、
長い運動になるんだ、と自らに言い聞かせていました。

そんな時に、前代表から代表交代の打診。私に務まるのかと言う不安が
大きいところではあります。
しかし、代表が云々ではなく、一人の母親として自分の子どもや、周りの
子ども達、福島をはじめとして日本中の子ども達を考えて行動していければ
と思っています。


子どもは宝です。日本と言う国が、政治家が、この言葉を言い続けながら
思い続けながら国を作っていってくれればどれだけのことが変わるでしょう。
でも残念ながらそれを望める社会じゃありません。

だからと言って、絶望している場合ではない。母ちゃんが笑っていないと
子ども達は寂しい思いをします。
母ちゃんは大変です。笑いながら、子ども達を守る為に闘わなければいけません。


共に、笑いながら闘いませんか。闘うと言っても戦闘ではありません。声を
挙げて行く、と言うことです。
放射能に関してどういう不安があるの?食材は大丈夫?子ども達への影響は
どうなの?
そう言う疑問や不安をお互いに共有して、一緒に考えて行きましょう。

私たち一人一人の声や力は小さいかもしれない。国になんて届かないかも
しれない。
でも子ども達の為に、諦めずに声を挙げませんか。
子どもやその先の子ども達の為の思いを伝えませんか。


気軽にコメント下さい。会ったら声をかけて下さい。
メンバーは皆出来る所で出来ることをやっています。
全部やれなくたって良い。一人でやれないから集まっています。そこで
生まれる力は大きいと私は感じています。
私自身も一人では何も出来なかった。でもこの場があって良かった、と
思っています。

少しでも不安や疑問を感じている人たちにとっても、「この場があって
良かった」と思える場になりますように。
そして、日本の未来が明るく輝きますように。

今後とも本ネットワークを宜しくお願い致します。

新代表 宮原まゆみ