2011年7月31日日曜日

学校給食産地情報(食品検収表情報開示請求)について

私たちは現在、伊那市学校教育課および子育て支援課に園・学校給食の産地公開を要望しているところです。その関連で、園・学校給食の食品検収表の情報開示請求を行いました。
給食の食品検収表には納品業者、食品名、産地など、いろいろな情報が載っています。

他の市町村のお母さん・お父さん方にも、行政に食品検収表の情報開示請求をしてみることをお勧めいたします。

なお食品検収表について報告できるところは、後日報告したいと考えております。

群馬県の原乳について

伊那市の保育園・学校給食の牛乳は八ヶ岳乳業(株)の八ヶ岳牛乳を使用しています(以前の投稿)。

「八ヶ岳牛乳」には長野県、山梨県、群馬県の原乳が混合されています。

八ヶ岳乳業(株)では放射能濃度を測定しているそうですが、測定値については、いまだに公表していません。

私たちは八ヶ岳乳業(株)および伊那市に対して、数値の公表を要請しているところです。

参考までに、群馬県農政部がHPで公表している群馬県産原乳の測定値を転載いたします。

採取日 7/27
ヨウ素131 不検出(<0.2Bq/kg)
セシウム134 不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム137 0.4Bq/kg

3/23~7/20の測定値は以前の投稿をご覧ください。

上伊那の上水道(箕輪浄水場)について

上伊那の上水道である箕輪浄水場(長野県上伊那広域水道用水企業団)の放射能濃度測定は長野県環境保全研究所が行っています。
3/25、4/27、5/19、6/2、6/15、6/29、7/13の採取日の水に関しては、放射性ヨウ素、放射性セシウム、いずれも不検出とのことです。検出下限値はおよそ3Bq/kgとのことです。
詳細は「長野県内の空間放射線測定結果」をご覧ください。

2011年7月29日金曜日

福島の子どもたちに「信州の夏休み」プロジェクト

関連情報です。

2011年8月5日~8日、伊那まつりに合わせて福島のお子さんを迎え入れるホストファミリーに応募しました。主催は「市民ネットワーク伊那」です。

「市民ネットワーク伊那」では、引き続き、支援者・協力者を募集しています。引率・遊びアシスタントなどの「お手伝いボランティア」、市民ネットワーク伊那の支援活動への「運営資金カンパ」 を募集しています。

※詳細はブログhttp://inasi.blog55.fc2.com/をご覧くださるか、事務局にお問い合わせください。
電話 090-4094-2870(若林さん)まで。

2011年7月28日木曜日

空中線量測定(自主測定)

本日 伊那東小学校で空中線量の測定をしました。
値は通常値でした。
詳細は こちら をご覧ください。
なお「子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク」のメンバーは、詳細を閲覧することができます(グーグルでアカウントを持つ必要があります)。

【全国ネット】8/1(月)、27(土)ファーストアクションミーティングの案内(転載)

子どもを放射能から守る全国ネットワークHPに、ファーストミーティング参加のご案内が掲載されています。

日にち 8/1(月)、8/27(土)
場所  国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)

主催者趣旨
「この2回のミーティングを通じて、お母さん同士お話会や勉強会を企画したり、陳情や要請、計測などをされる方はお互いの知見を交換し、具体的で有益な活動に繋げていきたいと思います。
また、避難疎開や食の安全、各地での計測ネットワークなど、全国ネットで進めたいプロジェクトについても外部の専門家や各地の活動をつなげて、より包括的なプロジェクトにしていけるよう進めていきたいと思っています。」

詳細は、
【参加者募集】8/1(月)「ファーストアクションミーティング」のお知らせ「伝えよう、とことん話そう、次の一歩につなげよう、」 
をご覧ください。

メーリングリストについて

「子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク」ではメンバー間の情報交換としてメーリングリストを活用しています。メーリングリストに参加したい方は 担当 大杉至 までご連絡ください。

2011年7月27日水曜日

伊那市内の園・学校の空中線量測定(自主測定)について

私たちは簡易線量計(※1)を使って伊那市内の園・学校(※2の空中線量を測定しました
6/107/21までの測定結果はおよそ0.10±0.04(μSv/h)です3)。
この値は自然放射線量(※4と同等であると考えられます
今後も継続して測定していきます(※5)。



2011年7月26日火曜日

伊那市の保育園・学校給食の牛乳について

伊那市の学校給食の牛乳について、これまで市やメーカーに尋ねて明らかになったことについて、以下に記します。

1. 学校教育課および子育て支援課より
伊那市の保育園・学校給食の牛乳は、八ヶ岳乳業(株)の「八ヶ岳牛乳」を使用しているとのことです。

2. 八ヶ岳乳業(株)茅野営業部より
八ヶ岳乳業(株)の「八ヶ岳牛乳」は群馬県、山梨県、長野県の原乳を使っている。
混合率は不明。
測定はメグミルク分析センターで自主的に行っている。
群馬産は週1回、長野産、山梨産は月1回の頻度で測定している。
数値は公表しない。
とのことです。

3. 群馬県のHPより
群馬県農政部では群馬県産農産物ついて定期的に測定しており、群馬県のHPに掲載しています。その中に群馬県産原乳の測定結果も記載されています。
原乳の測定頻度はほぼ週1回、測定は集乳所(安中市、前橋市)、分析機関は国立保健医療科学院となっています。

3/23のヨウ素131(40Bq/kg)を除き、すべて1Bq/kg未満(※)でした。
群馬県の測定結果は、八ヶ岳乳業(株)の原乳と必ずしも同じとは言えませんが、参考にはなるかと思います。

以上です。


学校教育課および子育て支援課との話し合い

7/25(月)に伊那市役所にて学校教育課および子育て支援課と、私たち8人のメンバーで話し合いのときを持ちました。
市議会議員の方1名も同席してくださいました。
内容は園・学校の給食に関することです。
産地の情報公開等について話し合うことができました。

詳細については改めて投稿いたします。

2011年7月25日月曜日

子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワークについて

子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワークとは、伊那谷に住むお母さんお父さんが中心となって立ち上げたグループです。

2011年3月11日に発生した福島第一原発の事故により、放射能の影響をはじめとして、どうしたら子どもたちを守れるのか、考え、行動するグループです。

メンバーは現在、10数名です(7/25日現在)。親たちでネットワークを作り、互い情報交換をしながら、まず自分たちができることをしています。また、園や学校、行政や議会に対してアクションを起こし始めています。

今は、自前の線量計で学校や保育園の空中線量を測定したり、市・学校・園の方々と話をしたり情報公開を要求したり、市議会に陳情を出したりしています。またメールなどで互いに情報交換をしたりしています。

放射能について不安や疑問に思っている人は、伊那谷でも少なくありません。特に子を持つ親にとってその不安や疑問は人一倍だと思います。そういう親たちが互いにつながることによって、自分だけではないことを知り、またつながることによって、子どもたちのためにできることがあると思います。

もし、ブログをご覧の方の中で「子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク」に参加したい方がおりましたら、下記までご連絡ください。

代表 中村美紀

子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワークを立ち上げました

自分たちが暮らす地域から声を挙げ、やがて全国に繋がる運動にしていくことで福島にも波及していくと思います。子どもたちを守るのは大人。そんな当たり前の社会であってほしいです。この伊那谷にいて、できることをしていきたいと思っています。

子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク 代表 中村美紀


子どもたちを放射能から守る全国ネットワークに参加しています。)