2011年12月18日日曜日

伊那市が食品向け放射線測定装置導入へ(長野日報12/17)

伊那市が食品向け放射線測定装置導入へ

伊那市の白鳥孝市長は16日の市議会全員協議会で、市内小中学校や保育園の給食などを対象にした放射線の測定装置を導入する方針を示した。食品向けの放射線測定装置の導入は「県内の市町村では初めて」(市教育委員会)という。白鳥市長は「予備費を活用し、できるだけ早く導入して、市民の不安を払しょくしたい」と述べた。

市は今年10月から、市内小中学校と保育園の給食について、飯田市の中部公衆医学研究所に放射線検査を依頼しており、同研究所と同等の分析能力を備える測定装置の導入を予定している。同研究所と同じ機種にした場合、導入費用は500万円程度になるという。

白鳥市長は「研究所に依頼している検査は、抜き取りで100%ではない。関東圏の食材を使うこともあり、保護者から食について心配する声が多く寄せられている。早期に導入して検査結果を公表していきたい」と説明。給食のほか農産物など、検査の対象範囲や運用方法などについても検討するとした。

市議会は同日の本会議で、市民有志でつくる「子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク」から提出された、給食など食品の放射性物質を測定する機器の購入を求める陳情を全会一致で採択。白鳥市長も14日に同ネットとの懇談会に出席し、機器の購入に前向きな姿勢を示していた。

(長野日報12月17日より転載)

1 件のコメント:

  1. がれきの「広域処理」は、将来の日本、とりわけ、子ども達に取り返しのつかない禍根と負担を残します。
    千曲市議会では、がれきを焼けと市長に圧力を加えるべく、がれき「広域処理」推進決議。
    民主党では議員連盟を結成して、これから都道府県と市町村に圧力をかけてきます。長野県議会でもがれき「広域処理」推進決議がされかかっています。
    しかし、早急に対応すれば阻止できます。子ども達のために、準備をしてください。
     
    例えばツィッターにおいて、たった一人で国会議員(外務省キャリア出身です)に論戦を挑み、議員(@tamakiyuichiro)の事務所の運動員まで、「がれき広域処理の焼却は危険」と説得してしまい、当の国会議員はなすすべもなし。彼女は私の解説文を読んで実行しました。→@koikeakiraEさん 

    がれき「広域処理」。がれき全体の極小部分の放射能を全国に拡散。その危険な正体を分析。
     本日は、主だったもののみお送りします。御質問があればいつでもどうぞ。勘所を押さえれば、誰でもがれき広域処理は違憲・違法・地方自治侵害・原子力基本法規に違反と、敵の急所に「寸鉄人を刺す」ことができます。
    詳しくはhttp://tsunamiwaste.ldblog.jp/archives/3075995.html 私の文章がほぼ全部載せられています。その他がれき問題の本質が分かりやすく解説されています。
     お願い:この情報を、脱原発、放射能から子どもを守る会などの皆さんに拡散願います。原発派はカネと権力の力。私たち民は数の力。
     追伸:がれき焼却によって、長野の農地が汚される危険性が高いと思います。この情報を、農業関係者にもお送りください。

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