2011年12月17日土曜日

伊那市が食品の放射能測定機器購入へ(信濃毎日新聞12/17)

伊那市が食品の放射能測定機器購入へ

伊那市は16日、食品の放射能測定機器を購入すると決めた。市内の保育園や小中学校の給食で外部に依頼している放射性物質検査の頻度を上げ、地元の農産物や流通している食材の検査も検討する。

市議会は同日、市内の保護者らのグループが機器購入を求めて提出した陳情を全会一致で採択。この後の全員協議会で白鳥孝市長が機器購入方針を説明、「市民の不安を払拭(ふっしょく)したい」と述べた。機器は数百万円~1千万円程度で絞り込み中。本年度一般会計の予備費から支出する。

グループの中村美紀代表は「やみくもに不安がるのではなく、検査結果を踏まえ、安全を市民が判断できるようになればいい」と話している。

(信濃毎日新聞2011年12月17日号27面より転載)

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