2011年11月8日火曜日

各課へ要望書提出

伊那市学校教育課と子育て支援課に要望書を提出いたしました。


 お世話になっております。給食の検査を行ってくださり感謝いたします。去る10月17日には竹松教育次長ならびに原保健福祉部長を交えての懇談の時を感謝いたします。その場で私どもが要望したこと、およびそれ以降のことも含めて、あらためて要望書としてまとめさせていただきました。子どもたちの健やかな成長を願い、よりよい検査となるように考えたものです。ご多忙のこととは存じますがご検討くださり今後の検査に反映させていただきますようよろしくお願い申し上げます。

要望

1.一巡以降も検査を続けてください。
10/17の懇談会では一巡後の検査については現時点では未定とのことでした。私見として前向きなご発言もありました。どうか一巡で終わりとせず、その後も継続して検査をお願いいたします。

2.私立保育園と私立幼稚園の給食も検査をしてください。
10/17の懇談会では私立保育園や私立幼稚園に関しては園側からの要望があれば検査に応じるとのことでした。しかしその後私どもが園にたずねたところ、検査の実施について知らない園もあったようです。また園からは「市の主導でやってくださればやりやすい」との声もありました。私立保育園と私立幼稚園についても、市の主導のもとに行ってくださいますようお願いいたします。

3.給食サンプル採取の実施方法についてマニュアルを実施校に配布してください。
現場の栄養士さんらの話によれば、学校ごとにサンプリングの仕方が分からず、採取の方法がまちまちのようです。現場に混乱もあるように聞いております。現場の声としてはサンプリング採取の実施方法のマニュアルがあればやりやすいとのことでした。よろしくお願いいたします。

4.汁物(液体)を絞らずに検査してください。
10/17の懇談会では汁物の液体部分を絞って検査に出しているとのことでした。放射性物質の汁への浸出も考慮するとできれば絞らずに検査していただきたいものです。

5.牛乳は単独でロット毎に検査してください。
牛乳は毎食飲むものですから、牛乳単独で検査していただけないでしょうか。とりわけ八ヶ岳乳業が自社検査の結果を公表していない状況では、毎日飲む牛乳に対する不安は大きいものがあります。牛乳は単独でロット毎に検査してくださるようお願いいたします。

6.お米を単独でロット毎に検査してください。
お米もほぼ毎食食べるものです。お米も単独でロット毎に検査してくださるようお願いいたします。

7.全施設毎食検査してください。
労力や諸費用の課題もあるでしょうが、できれば伊那市全保育園、全幼稚園、全小学校、全中学校の給食を毎日検査するようにお願いいたします。

8.伊那市の独自基準を設けて、対処してください。
他自治体では給食検査に関して独自基準を設けて対処しております(武蔵野市は給食の検査で7Bq/Lの牛乳の提供を差し止めました。常総市は給食食材検査について暫定規制500Bq/kgではなく独自基準30Bq/kgを採用しています)。伊那市もできるだけ低い値での判断をお願いいたします。

以上、よろしくお願い申し上げます。

2011年11月7日
「子どもたちを放射能から守る伊那谷ネットワーク」

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